引っ越しで新しい新居に移った後、部屋でゴキブリを見てしまったら嫌な気持ちになりませんか?心機一転、そんな気持ちもなくなってしまいますよね。
そんなゴキブリを含む害虫の繁殖を抑える方法が、引っ越しをする前のバルサンです。前に人が住んでいた中古や賃貸物件に引っ越しするなら、バルサンを焚いて害虫を駆除するのが必須になります。
今回はバルサンを焚くタイミングや注意点など、引っ越しを考えてる人が気になる情報をご紹介します。
目次
一番効果的なバルサンを焚くタイミングとは?
バルサンを焚くタイミングは適当じゃいけません。一番効果があるタイミングがあり、それは「家具を部屋に運ぶ前」になります。
何故かというと、そのタイミングが一番手間が掛からないからです。バルサンは煙を出して、害虫を駆除するものです。
実はこの煙は害虫だけじゃなく家電や家具にも悪影響を与えてしまい、故障の原因にもなってしまうんですね。だから、荷物を部屋に運んだ後にバルサンを焚こうとすると、家具にビニールを被せて煙に触れないようにする必要が出てしまうんです。
その点、家具を運ぶ前ならその手間を省けるので、家具を運ぶ前がバルサンを焚くベストタイミングなんですね。
また、家具がない事でゴキブリが隠れるスペースを無くす事も出来るので、ゴキブリへの効果という点でも家具を運ぶ前が最適です。
とはいっても、新居が遠いなどの理由で、荷物を運ぶ前に新居にいけない人もいるかと思います。その場合は、荷解きする前にバルサンを焚くのがオススメです。
荷解きする前なら荷物も散らばってなくビニールを被せやすいので、害虫が心配なら必ずそのタイミングでバルサンを使いましょう。
バルサンを使用する前に以下のことをチェックしよう!
バルサンを安全に焚く為には、ちゃんとしたやり方を行う必要があります。実際に焚く前に、必ず以下の事を行ったかチェックしてください。
・家具・家電をビニール袋で覆う
先ほど紹介したように、バルサンの煙は家具・家電に悪影響を与えます。
もし、既に部屋に家具を運んでしまっているなら、必ず家具をビニール袋やシートで覆って煙がいかないようにしてください。
全ての家具にビニールするのが面倒なら、最低でもテレビやパソコンなどの精密機器はビニールで覆うようにしましょう。
・火災報知器が作動しないようにする
バルサンの煙は、火災報知器の誤作動を誘発することがあります。
だから、焚く前に火災報知器が作動しないようにするのが大事です。
電池を抜いたり、本体を取り外したり、カバーをしたりして事前に対処しましょう。
・部屋を密閉状態にする
少しでも部屋に隙間があると煙が十分に部屋中に行き渡らず、100%の効果が発揮できません。
だから、バルサンを焚く時は必ず部屋を閉め切って密閉状態にしましょう。
・ペットは部屋から出す
バルサンの煙がペットに悪影響を与えないとも限りません。
だから、ペットや熱帯魚などは部屋から非難させて行いましょう。
バルサンを使用した後に行う事
バルサンを焚いた後に行う事にも、いくつか注意点があります。まず、換気を必ず行う事。
バルサンを焚いた後は、部屋に煙が充満している状態です。そのままにしておくと気分を害する事もあるので、窓を開けるなどして必ず換気をしてください。
換気の時間は最低でも1時間、特に部屋にペットを戻す場合は換気時間を長めにするのをオススメします。また、家具を覆ったビニールにはバルサンが付いている状態です。
そのビニールをペットが舐めたら危険なので、ペットを戻す前に家具のビニールも取っておきましょう。換気と同じくらい大事なのが、害虫の死骸を掃除しておく事。
バルサン使用後は、部屋中に害虫の死骸がある状態です。それをそのまま放置してると病気の原因になるので、必ず掃除機で除去しましょう。
バルサンは「今いる害虫を除去」するものであって、「将来発生する害虫を防ぐ」ものじゃありません。部屋に害虫が来ないように侵入経路にカバーをするなどして、害虫の発生を防ぐ努力をしましょう。
新居に引っ越すなら必ずバルサンを焚こう!
バルサンを焚く場合、様々な準備が事前に必要になります。この準備を嫌がって、引っ越し前にバルサンを焚かない人、焚かなくていいやと考えてる人も多いですよね。
しかし、やり方さえ間違えなければ、バルサンはたった一度焚いただけでも最大限の効果を発揮してくれるんです。
また、引っ越しした後にバルサンを焚くより、引っ越し前の方が準備も最低限で済むんですね。準備を嫌がった結果、新居でゴキブリが大量発生するより、害虫がいない綺麗な部屋で清々しい気持ちになった方が嬉しいですよね。
これから引っ越しを控えてるなら、ぜひバルサンで害虫を駆除して邪魔者がいない部屋にしましょう。その際は、この記事を参考にしてみてくださいね!
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